切除術と植皮術

切除術

比較的入れ墨が小さいものは 入れ墨が描かれている箇所の皮膚を切除し 形成外科的に縫合します。この方法ですと切除キズや形跡は残ります。女性の方ですとちょっと気になるかもしれませんね。

しかしこの方法は、入れ墨の跡とは分からないようにし手術や怪我の跡と思ってもらうのも目的の一つです。比較的大きな入れ墨は数回に分けて部分的に切除する場合もあります。

植皮術

植皮術とは刺青・タトゥーの描いてある部分の表皮をはがし、体の比較的目立たない部分より、薄い皮膚を移植してくる方法です。ブラックジャックをご存知の方は想像ができる方法ではないでしょうか。

この方法は入れ墨の大きさによって少し異なってきます。つまり小さな部位ならば局所麻酔で、大きい範囲になると全身麻酔で行うことが通常です、場合によっては入院が必要となる場合がありますので覚悟が必要な方法かもしれませんね。

さらに植皮した皮膚はすぐにくっつくわけではありません。きっちりとくっつくまでに1〜2週間の期間安静を要します。また皮膚をはがした箇所は火傷の後のような傷になる場合があります。